ラフカットでストーリーボード編集を行う

ラフカットは Ci にアップロードされたファイルを使用して、ストーリーボード編集を行うための機能です。Ci によって生成されたプロキシを使用するため、ブラウザーのみで使用することができます。ラフカットアプリを起動するには、ファイルを右クリックして [アプリ起動] -> [ラフカット] を選択するか、アクションバーにある [アプリ] ボタンからラフカットを選択します:

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図 1: ラフカットアプリの起動 

 

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図 2: ラフカットの UI

 

ラフカットの UI の左側には、登録されたファイルやサブクリップのスタックが表示されます。スタックには、ファイルの詳細情報 (作成日、デュレーション、アスペクト比、解像度、フレームレート) が表示されます。また、[+項目を追加] ボタンにより、ファイルを追加できます。

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図 3: ファイルの詳細情報

 

サブクリップ / カットを作成する 

プレビューウィンドウの下部には、サブクリップをトリミングするためのフィルムストリップが表示されます。フィルムストリップでおおまかな位置をクリックした後、キーボードの左右の矢印ボタンでフレームを調整して、 Screen_Shot_2021-12-20_at_3.37.04_PM_copy.png ボタをクリックすると、サブクリップの先頭フレーム (イン点) が設定されます。

同様に Screen_Shot_2021-12-20_at_3.37.04_PM.png ボタンをクリックすると、サブクリップの最終フレーム (アウト点) が設定されます。

範囲を指定した後、[ストーリーボードに追加] をクリックすると、サブクリップがストーリーボードに追加されます。

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図 4: カットの作成

 

ストーリーボード編集を行う

作成されたサブクリップは、ラフカットの UI の下部にあるストーリーボードに表示されます。既定値では、作成日順に並べられ、左側が古いもの、右側が新しいクリップになります。サブクリップをドラッグして、順序を変更できます。

また、サブクリップはストーリーボードから削除することもできます。

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図 5: ストーリーボード編集

 

サブクリップの配置が完了した後、[ラフカットを再生] をクリックすると、編集されたカットをプレビューできます。

編集されたカットを書き出すには、[ラフカットをレンダリング] をクリックします。MP4 ファイルが生成され、任意のワークスペースに保存されます。

 

EDL ファイルをエクスポートする

ラフカットで編集されたカットは、Final Cut Pro 7、Final Cut Pro X、Adobe Premiere、Avid Media Composer で使用できる EDL ファイルとして、エクスポートできます。EDL ファイルをエクスポートするには、ラフカットの UI の右上にある [エクスポート] をクリックして、任意の書き出し形式を選択します。

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図 6: エクスポートで選択できる書き出し形式

 

ご不明な点がございましたら、ヘルプセンターでリクエストを送信して、Ci カスタマーサクセスチームへお問い合わせください。 

 

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