メディアボックスはさまざまな条件でファイルを共有することができます。たとえば、ウォーターマークを付加してプレビュー専用で共有する、ダウンロード権限も付与するといった設定が可能です。
まず、受信者が共有リンクを開くと表示されるメディアボックスのコンテンツ表示ページについて、ご説明します:
図 1: メディアボックスのコンテンツ表示ページ
左側のパネルには以下の情報が表示されます:
— メディアボックスの作成者と作成日時
— メディボックスで共有されているファイル数
— 有効期限
— メディアボックスのメモ (メディアボックスの作成者が入力している場合)
— フォルダ―の階層 (フォルダーで共有されている場合)
メディアボックスの作成者がアクセスしている場合には、[メディアボックスを管理] ボタンも表示されます。
画面の右上にあるアイコンでは、メディアボックスの共有リンクの取得、ダウンロード (標準ダウンロードまたは Aspera を使用したダウンロード)、ワークスペースへの保存などの操作が可能です。これらのオプションはメディアボックスの作成者がダウンロード権限を付与している場合にのみ利用できます (図 2.1)。
なお、メディアボックスで共有されたフォルダーを一括でダウンロードするには、Aspera を使用する必要があります (Aspera を使用するには、Aspera Connect をインストールする必要があります) :
図 2.1: メディアボックスで共有されたフォルダーを一括でダウンロードする
図 2.2: メディアボックスで共有されたファイルをダウンロードする
コンテンツの表示モードには以下の 4 通りがあります:
— 小サムネイル
— 中サムネイル
— 大サムネイル
— 詳細
図 3: 表示モードの切り替え
ファイルをプレビューしたい場合には、サムネイルをクリックします。プレビュー用のページに移動します:
図 4: プレビュー画面
プレビュー画面では、キーボードの左 / 右の矢印キーを押すことで前後のファイルに移動できます。メディアボックスにあるすべてのファイルのプレビューを行う場合に便利です。
メディアボックスの作成者が権限を付与している場合には、ソースファイルのダウンロード (標準ダウンロードまたは Aspera を使用したダウンロード)、プレビュー用のプロキシおよびカスタムレンダリング (標準ダウンロード) も可能です。
メディアボックスで受信中のライブストリーミングの共有
Ci では、RTMP または HLS からライブストリーミングを受信できますが、受信中のライブストリーミングもメディアボックスで共有することができます。
ライブストリーミングの受信が開始された後、ファイルを右クリックして、[共有] -> [既存のメディアボックスに追加] を選択します。この操作はファイルを選択して、青色のアクションバーにある [共有] アイコンをクリックすることでも同様に行うことができます:
図 5: 既存のメディアボックスに受信中のライブストリーミングを追加
1 つまたは複数のメディアボックスを選択し、[追加先 # メディアボックス] ボタンをクリックすると、指定したメディアボックスでライブストリーミングが共有されます:
図 6: 1 つのメディアボックスに追加
ライブストリーミングが追加された後、メディアボックスのページに移動して、ライブストリーミングを追加したメディアボックスをダブルクリックするか、選択してアクションバーの [表示] をクリックして、メディアボックスを開きます:
図 7: メディアボックスを開く
ライブストリーミングのサムネイルはプレーヤー、ワークスペースのフォルダ―およびメディアボックスに表示されます:
図 8: ライブストリーミングのサムネイル
メディアボックスの受信者はファイルをダブルクリックするだけで、受信中のライブストリーミングをプレビューできます:
図 9: メディアボックスでのライブストリーミングのプレビュー
ストリーミング終了後、ファイルの処理が開始されます。ファイルの処理が完了すると、メディアボックスでダウンロード権限が付与されている場合には、ファイルをダウンロードすることができるようなります。
ご不明な点がございましたら、ヘルプセンターでリクエストを送信して、Ci カスタマーサクセスチームへお問い合わせください。