アーカイブは、使用頻度の低いファイルやフォルダーをより安価なストレージ領域に移動することで、コストを削減できる機能です。アーカイブには、標準アーカイブとディープアーカイブの 2 つのレベルがあります。
目安となるアーカイブの処理時間は、標準アーカイブは 24 ~ 36 時間、ディープアーカイブは最大 48 時間です。また、目安となるリストアの処理時間は、標準アーカイブからのリストアは 3 ~ 6 時間、ディープアーカイブからのリストアは最大 12 時間かかります。
ファイルをアーカイブした場合でも、ワークスペースでの表示やグローバル検索の対象となります。また、プレビュー用のプロキシ、サムネイル、フィルムストリップ、サムネイル、テクニカルメタデータ、カスタムメタデータなどは変わらず利用できるため、新規または既存のメディアボックス、ワークセッションから参照することもできます。なお、ソースファイルのダウンロード、共有またはレンダリングを行う場合には、事前にリストアする必要があります。
ファイル / フォルダーのアーカイブ
1. ナビゲーションパネルを使用して、対象のワークスペースに移動してアーカイブしたいファイルやフォルダ―を確認します。
2. アーカイブしたいファイルやフォルダ―を選択して、アクションバーにある [アーカイブ / リストア] -> [アーカイブ] をクリックします:
図 1: アクションバーからフォルダーのアーカイブ
または、選択したファイル / フォルダーを右クリックして、[アーカイブ] を選択します:
図 2: コンテキストメニューからフォルダ―のアーカイブ
3. アーカイブのダイアログが開いて、アーカイブの種類 (標準アーカイブまたはディープアーカイブ) を選択できます:
図 3: アーカイブのダイアログ
アーカイブ処理中は、ファイルのサムネイルに [アーカイブ中] のラベルが表示されます:
図 4: アーカイブ処理中のファイル
アーカイブ処理を中止するには、右クリックにある [アーカイブをキャンセル] を選択します:
図 5: アーカイブ処理のキャンセル
アーカイブされたファイル / フォルダーのリストア
1. アーカイブされているファイルやフォルダ―のサムネイルの左下には、白い収納ボックスのアイコンが表示されます:
図 6: アーカイブされているファイルの例
アーカイブされているファイルやフォルダ―をリストアするには、対象のファイル / フォルダーを右クリックして、コンテキストメニューにある [リストア] を選択します。なお、アクションバーからも同じ操作を行うことができます:
図 7: コンテキストメニューからリストア
2. リストアのダイアログが開いて、リストアの方法を選択します:
図 8: リストアのダイアログ
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標準リストア: ファイルは再アーカイブするまで、アクティブのままになります。このファイルを使って仕事をする予定で、不要になる時期が未定である場合に最適です。
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一時リストア: ファイルは 2 日後に自動的に再度アーカイブされます。特定の用途で使用後、ファイルが不要となる場合に最適です。
- 高速リストア: このオプションを有効にすると、数分でファイルをリストアできます。
注: 高速リストアにかかる時間は、ファイルサイズやファイル数によって異なります (標準的なファイルは数分、大容量ファイルは最大 1 時間かかる場合があります)。ディープアーカイブにあるファイルは対象外です。 なお、高速リストアの利用には、追加料金が発生します。必ずネットワーク管理者へ確認してください。
3. [リストア] をクリックします。リストア中は、ファイルのサムネイルに [リストア中] と表示されます:
図 9: リストア処理中のファイル
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